【初観戦】車椅子バスケットボール【パラ神奈川 vs 埼玉ライオンズ】


プレーオフ進出を目指すビーコルですが、3/8、9に行われたホーム富山戦は惜しくも2連敗で現在8位!残り試合が少なくなるにつれドキドキも高まってきた鬼守備さんです。変な星勘定するより、目の前の試合に集中して、相手に勝つこと。これに尽きますね。
 
さて、3/9はエキシビションゲームとして車いすバスケットボール「パラ神奈川vs埼玉ライオンズ」のゲームが横浜国際プールで行われました。車椅子バスケ、名前は知っているしテレビでも見たことはありますが、観戦は初めて。
 
こちらは埼玉ライオンズの試合前。車椅子バスケ用の車椅子ですが、タイヤは写真のように「ハの字」になっています。そして前に2つ、後ろに1つ(2つの車椅子もあったような)の小さなキャスターがついてました。
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緑のユニフォームが埼玉ライオンズ。チーム創立1978年、ですからビーコル(3年目)の大先輩ですね。「過去にはパラリンピック代表選手にも何人も選ばれ、国体の埼玉代表は毎年当チームの選手達が活躍しています(Webサイトより)」とのこと。
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こちらはパラ神奈川。チームができたのは1974年、神奈川で一番古いチームだそうです。元日本代表、現日本代表が所属。ま、強豪同士のレベルの高い好カードを見れた、ってこと。
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ゲームは10分×4で行われました。ルールは基本的にはバスケと同じです。初観戦なんですが、この車椅子バスケ、動力は「腕のチカラ」だけなんですよね。パス、ドリブル、シュートといったボールを扱うのはもちろん「手」ですが、移動するときも「手」で車椅子を漕がなきゃいけない。なので、1試合終わったら腕がパンパンになりそう。それと手のひらの感覚っていうのかな。移動する時にハンドリム回す訳ですが、この手のひらの感覚とボールを掴む感覚は違う訳で、その変の適応もこのスポーツならではの難しさかもしれない。
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移動の初動/初速ってありますよね。瞬発的なダッシュ力とスピード。自転車もそうですが、車椅子バスケも加速するまで時間がかかるので最初の漕ぎ出しに必要なパワーはかなり必要っぽい。ただし、ある程度スピードに乗ると、スーと動くので、例えば得点後自陣に戻る姿は水面を泳ぐ魚の群れのように静かで美しいです。
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コーチの指示を聞くパラ神奈川の選手。車椅子バスケは普通のバスケと同じく5対5で行われますが、特有のルールとして「車椅子バスケットボールの選手には各々障害レベルの重い者の順から1.0-4.5の持ち点が定められており、試合中コート上の5人の持ち点の合計が14.0を超えてはなりません。」というのがあるらしい。交代が自由なのは同じでしょうが、この持ち点ルールがあることで、チーム間の公平性も保つと同時に、ゲームの戦略という面でも面白さがあると思う。
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フリースロー。ゴールの高さは通常と同じ。ボールも同じ(らしい)。ゴール下は普通にレイアップシュート、遠目からは普通にワンハンドシュート。パスはオーバースローというのか、フックパス的な片手パス→片手キャッチ的なプレーが結構あった。片手で車椅子をコントロールしつつ片手でボールをキャッチみたいな。あと、ピンポイントのパスをズバッと通す、往年の中田ヒデのキラーパス的なプレーがすごかった。
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シュートファールはもちろんフリースロー。一般的なバスケ目線で見ていて「それはファールだろ?」というプレーは、車椅子バスケでもファールでした。
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ゲーム途中で車椅子が壊れて?しまい修理中。こういうこともあるんですね。調べてみたら、専用の競技用車椅子は30万円前後するみたい!ほぼオーダーメイドでしょうし、この車椅子の性能もプレーに多大な影響を与えますもんね。選手は体のメンテはもちろん、相棒の車椅子もメンテしなきゃ、このスポーツは勝てないんだろうな。「人馬一体」って言葉がありますが、車椅子を思い通りにコントロールする技術はすごいです。キュルっと回って、ピタッと止まって、スイッと走る。
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ヘルドボール!この後はもちろん、ジャンプボールです。
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シュート、の後はリバウンド。人間が立っているスペースよりも、車椅子のスペースは大きい。ので狭いスペースをかいくぐって移動するなんてことはできません。スペース(人がいない空いている空間)は普通のバスケよりも狭いのに、手からゴールまでの距離は(座っている分)普通のバスケより遠い、というタフなスポーツですね。
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試合終了、両選手握手。
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エキシビションマッチの結果は、パラ神奈川スポーツクラブ51-43埼玉ライオンズ(1Q:12-14、2Q:13-4、3Q:12-10、4Q:14-15)。
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ビーコル選手と一緒に記念撮影中。両チーム、ナイスゲーム!
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と、初車椅子バスケの観戦でしたが、このスポーツは奥深いですね。ふと思いましたが、上半身の酷使ぶりと瞬間的な移動の大変さは水球的な感じがちょっとあるかも。百聞は一見に如かずと言いますが、テレビで見ていた「障害者スポーツ」のイメージではなくて、生で見ると「車椅子バスケットボール」というひとつのスポーツ競技の視点でゲームを楽しく観戦した鬼守備さんでした。このようなエキシビションを組んでいただいた横浜ビー・コルセアーズと、参加していただいたパラ神奈川スポーツクラブ、そして埼玉ライオンズの選手・スタッフの皆さん、ありがとうございました。
 
●関連リンク
・車椅子バスケットボールのルール(JWBF)
http://www.jwbf.gr.jp/about/rule.php
・日本車椅子バスケットボール連盟
http://www.jwbf.gr.jp/
・関東車椅子バスケットボール連盟
http://www.geocities.co.jp/Athlete/1737/kantoHP/index/
・内閣総理大臣杯争奪 第42回日本車椅子バスケットボール選手権大会
http://www.jwbf.gr.jp/championship_man/info/
・車椅子バスケットPR大使
http://isubas.web.fc2.com/


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